年末の大掃除はやめておくのすすめ
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の院長の坂田です。
大人になると一日が過ぎるのが年々早く感じますね。特に年末は1日の過ぎていくスピードがさらに上がる感じがします(毎回年末にはこのようなことを言っています、、)
今年はコロナ禍の閉塞した感じも薄れて今年から忘年会ができるといった方も来院される患者さんの話を聞いていると多い気がします。
年末は師走とはよく言ったもので仕事は忙しくなる業界も多いですし、忙しい中での忘年会やクリスマス、年末の準備、年賀状の準備、大掃除、新年の準備、、、
などとイベントややらないといけない事が盛りだくさんです。
前置きが少し長くなりましたが、ここでタイトルの内容についてなのですが、現時点で大掃除が全く終わっていない方は年内に大掃除をするのは諦めてみてはいかがでしょうか?
というご提案です。
年末に大掃除をして綺麗な状態で新年を迎えたい。
この大掃除は家族で行うイベントみたいなものなのでやらないわけにはいかない。
という気持ち、よーくわかります。
私もどちらかというと考えはそっち寄りです。
ですが、私がこのような事を言い出すのにも理由がありますので、よろしければ続きをお読みいただき、判断の参考にしていただければと思います。
12月の中旬から下旬にはぎっくり腰が増える
私もこの業界に身を置いて14年になるのですが、この12月はぎっくり腰での駆け込みが他の月に比べてとても多くなります。
他の月でのぎっくり腰になってしまった方に理由を伺うと理由は様々ですが(スポーツや仕事など)この12月のぎっくり腰になってしまった理由は9割方大掃除によるものであるからです。
大掃除が最後の引き金になりやすいのですが、大掃除でのぎっくり腰が多い理由として考えられるのが、まず、暖冬といわれる年もありますが、それでも12月は夏場から秋口に比べると寒いです。やはり寒いと身体は動きにくくなります。
また、理由の一つに今年から再開される事が予想される忘年会です。
ここ3年間の鬱憤が溜まっている方も多いのではないでしょうか?
美味しいお食事と美味しいお酒、最高ですね。
ですが、それも続くと肝臓を酷使します。
胃や肝臓に負担がかかると、腰痛やぎっくり腰になりやすくなります。
しかも年末は仕事が忙しかったり、色々手続きがあったり、子供さんやお孫さんのクリスマスプレゼントも買って、年賀状も書かなきゃ、、
となって、睡眠不足になりがちです。
このような筋肉や内臓や気持ちが酷使された状態でクリスマスも終わり仕事納めもしたしさあ大掃除だ!となる頃にはもうボロボロです。
大掃除が始まると普段やらない汚れている箇所をやり始めるとついつい火がつきやりすぎたりするのではないでしょうか?(私は本棚を整理すると漫画を読み始めて違う意味で火がつき大掃除をする手が止まりますが、、)
こんな色々なことが積み重なってぎっくり腰になってしまうのです。
10月から12月前の秋口か、3月から4月の春先に大掃除をされてみては?
もう12月ですので秋口は無理なのですが、気持ち的なことは考えずに身体の事だけを考えると、わざわざ忙しい年末には大掛かりな掃除でなく普段どおりのお掃除で綺麗にする程度にとどめておいて、暖かくなってきた春先に大掛かりに綺麗にされてみてもいいのではと思ったりします。
年末にぎっくり腰になってしまって新年まで持ち越してしまうと、1年のはじまりを動けずに迎える、、といった大変な感じになってしまいかねません。
楽しいことが多い月なのですがその分肉体的にも精神的にも負担がかかる12月、楽しむ時以外は暖かくして身体を休める時間も作ってあげてくださいね。
もしぎっくり腰になってしまったら
どんなに気をつけていてもぎっくり腰になってしまうという事はあります。
そんな時は早めに対処することで早く回復していきますので、その際はご相談くださいね。
ぎっくり腰について過去にブログを書かせていただいておりますのでこちらもよければご参考いただければと思います。
【ギックリ腰を予防するテクニック】
https://ikawadani-seitai.com/archives/7065
【連休前後のギックリ腰にはご注意を】
https://ikawadani-seitai.com/archives/8902
では、楽しい年末をお過ごしくださいね。