お盆休みの帰省に役立つ!長時間のドライブ対策
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の院長の坂田です。
8月に入り、夏本番となってきて暑い日が続いていますが、熱中症などで体調を崩されてはいないでしょうか?
8月はお子様がいらっしゃる方は夏休みで休みの日におでかけが多くなったり、そうでなくとも旅行に行かれたり、お盆休みで実家に帰省という方も多いのでは無いでしょうか?
おでかけしたり、イベントに行ったり、実家に帰ってゆっくりする事自体はとても嬉しい事だったり、楽しい事が多いとは思うのですが、ここで皆様を苦しめるのが「長時間の移動」です。
特にお盆期間中というのは渋滞が至る所で発生していたり、普段運転に不慣れな方まで運転していたり、慣れない道を運転することもあってか、高速道路だけでなく一般道まで事故が多く渋滞しています。
ですので、8月のお盆期間中はいつもより長いドライブになることが予想されます。
お車を長時間運転している事で出てくる症状としては「腰痛と肩こり」です。
時期を外せれば一番良いのかもしれませんがそういう訳にはいかない方も多いとは思いますので、この記事では、長時間ドライブをされる方の腰痛や肩こりを少しでも楽にするセルフケアをお伝えしていきます。
ドライブと腰痛の関係性
長時間車を運転することで腰痛が発生しやすくなるのですが、その原因の大きな理由は、「運転中は姿勢が崩れやすくなる」からです。
車の運転中は、私もそうですが、できるだけ楽な姿勢をとろうとします。
車の運転をしている時に楽な姿勢となると、背もたれを寝かし気味にするのではないでしょうか?
背もたれを寝かし気味にするとなんだかリラックスできている感じになるのですが、実はこの場合、腰とシートの間に隙間ができてしまいます。
隙間ができてしまうという事は、自分の体重や車の振動、衝撃を背中から腰の面ではなくシートに接している一部分の点で受けることになります。
短時間ですと大した事はないのですが、このストレスが徐々に溜まっていく事で、腰痛につながってしまうのです。
長時間のドライブ時のシートの位置
シートを寝かし気味にすることが腰にとって良くない事はここまででご理解いただけたと思うのですが、どのようにすれば良いかお伝えしていきます。
シートの背もたれは窮屈に感じない程度に立てます。シートを立てる事で、腰の部分に隙間ができないように調整してあげてください。
また、シートの位置ですが、後ろに下げすぎもあまり良くありません。
ハンドルを握った時に肘が伸び切るようなら、軽く曲がるくらいのところまで前に移動させてあげましょう。
この、シートを立てる事と、シートの前後位置を調整してあげる事で、運転中に腰に負担がかかりにくくなります。
長時間のドライブでも腰痛や肩こりを起こしにくくするエクササイズ
ここからはドライブ前とドライブの休憩中に行うエクササイズをお伝えしていきます。
ドライブ前に行う呼吸エクササイズ
車に乗る前に行って頂きたいのが、呼吸エクササイズを行って、腹圧をあげてから運転に臨みます。
腹筋に力が適度に入っていると腰回りが安定してコルセットのように腰を守ってくれます。
この、腹圧が上がる事は、姿勢維持にも重要な役割があるので、良い姿勢を保ちやすくなります。
呼吸エクササイズ方法
1、両手をあげてバンザイします
2、息をゆっくりと吐きながらお腹を凹ませます(6~8秒ぐらい吐きます、お腹の空気を凹ませる事で吐き出すイメージ)
これを10回繰り返してください
休憩中に行うストレッチ
お尻のストレッチ
お尻の筋肉をストレッチする事で、腰痛を予防します
1、片方の足をあげ、もう片方の太もものあたりに乗せます。
2、そのまま、上半身を前に倒します(前屈)
3、お尻が伸ばされていることを実感できたら、その場所で30秒キープします。
左右行い、2から3セット行います。
胸を開くストレッチ
運転中は背中が丸まり、肩や首、腰に負担がかかります。
胸の筋肉を緩める事で、背中や肩が楽になります。
1、壁の横に立ちます
2、壁に手のひらをつき、胸が伸びるように上体を前に倒します。
3、胸が突っ張って気持ちいいところで、30秒キープします
運転後のケアも大事です
ここまで、運転前や運転中の事についてお伝えしてきましたが、運転後のアフターケアも大事になってきます。
長時間同じ姿勢でいることで、血流が悪くなっているのでからだがだるく感じやすくなっていますので、全身の血行を良くするための方法をお伝えします。
1、ラジオ体操などの整理体操を行う
これはその場でできるのでドライブの後などに行うと良いかと思います。
2、軽い有酸素運動(ウォーキング)などを行う
軽いウォーキングなどを行う事で全身の血流もよくなり、疲労物質が体外に排出されやすくなります。
3、入浴
長時間のドライブ後は、シャワーだけで済ませず、湯船にゆっくりと浸かって血流促進やリラックスしてあげてください。
まとめ
今回は長時間のお車の運転中の疲れを少なくする方法をお伝えしていきましたがいかがだったでしょうか?
今日の記事でのまとめとして
1、運転前にシートの角度やシートの位置を調整し、シートと体の間に隙間ができないようにする
2、運転前、運転の合間にエクササイズを行う
3、運転後も有酸素運動や入浴で血行促進し、アフターケアを行う
という事が重要です。
今回の記事が旅行や帰省などで長時間のドライブをされる方のお役に立てれば幸いです。
安全運転で楽しんでこられてくださいね。