台風で頭痛や古傷が痛む原因とは?セルフケアをご紹介
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です。ノロノロな台風10号、厄介ですね、、この記事を読んで下さっている皆様も暴風や大雨には十分お気をつけくださいませ。
さて、台風が接近すると、頭痛や古傷の痛みが強くなると感じる人が少なくありません。これは、気象の変化、特に気圧の変動が身体に影響を及ぼすためです。この記事では、台風によって引き起こされる頭痛や古傷の痛みの原因とその対策について詳しく説明します。
台風による痛みの原因
1. 気圧の変動
台風が近づくと、気圧が急激に低下します。これにより、身体にさまざまな反応が起こります。通常、人間の身体は外部の気圧と内部の圧力を均衡させるように調整されていますが、気圧が急に変わるとこの均衡が崩れ、頭痛や関節痛が引き起こされることがあります。特に、過去に怪我をした箇所は敏感になりやすく、気圧の変化に反応して痛みを感じやすくなります。
2. 血管の反応
気圧が下がると、血管が膨張することがあります。これにより、頭部の血流が変化し、緊張型頭痛や偏頭痛を引き起こす可能性があります。血管の収縮と膨張が繰り返されることで、古傷の痛みも強まることがあります。
3. 自律神経の乱れ
台風が近づくと、気圧や湿度の変動により自律神経が乱れることがあります。これが原因で、頭痛や古傷の痛みが増すことがあります。自律神経は体温調節や血圧の調整など、さまざまな身体の機能をコントロールしているため、そのバランスが崩れると、全身にさまざまな不調が現れることがあります。
台風時の痛みを軽減する対策
1. 気圧変化に備える
気圧の変化に敏感な人は、台風の接近が予測される際に、事前に頭痛薬や痛み止めを準備しておくと良いでしょう。また、気圧を計測できるアプリを利用し、事前に予測することで、痛みに対処する準備を整えることができます。
2. 適度な運動とストレッチ
血流を良くするために、軽い運動やストレッチを行うことが推奨されます。特に、首や肩のストレッチは緊張を緩和し、頭痛の予防に効果的です。ただし、無理な運動は逆効果になることがあるので、適度な範囲で行うことが大切です。
3. 温めるセルフケア
古傷の痛みが増す場合は、温めることが効果的です。温熱シートや蒸しタオルを使用して、痛みのある箇所を温めることで、血行が改善され、痛みが和らぐことがあります。また、温かい飲み物を摂取することも、体を内側から温める効果があります。
4. リラックスとストレス管理
自律神経の乱れを整えるためには、リラックスすることが重要です。深呼吸や瞑想、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を取り入れることで、痛みを軽減する効果が期待できます。また、ストレスを溜め込まないように心がけることも、自律神経のバランスを保つ上で重要です。
5. 整体などで体を整える
痛みが強く、日常生活に支障をきたす場合は、早めにお体の状況を整えて筋肉や関節の状況を改善すると痛みが和らいで楽になったり、症状の悪化を防ぐことができます。
台風や気圧の変化に効くツボやケア方法をご紹介します
1、内関(ないかん)のツボを刺激する
手の平の側にあるツボで、手首のしわの真ん中のあたりから肘の方向に指の横幅3本分のところにあり、真ん中の腱(触った感じが筋張っているようなところ)と親指側の腱の間にあります。
押すと中指にジーンとした感覚が味わえます。
この内関のツボは精神をリラックスさせる作用があると言われており、他にも乗り物酔いや吐き気、不安感や不眠症、イライラや目の充血にも効果があると言われています。
2、耳をくるくる回すセルフケア
台風やそれによる低気圧による頭痛や耳なり、めまいには耳の奥にある内耳という部分が関連深いと言われています。
内耳の働きは気圧の変化などを感知するセンサーとして活躍しています。
低気圧によって内耳の血流やリンパの流れが悪くなってしまうと、めまいや頭痛、耳鳴りが弾き起こってしまうと言われています。
やり方
1、耳を軽くつまんで軽い力で引っ張ります(引っ張っているかどうかわからない程度の力で大丈夫です)上方向、下方向、横方向と10秒ずつ行います。
左右同時に行うと良いです。
2、耳の真ん中あたりにある軟骨部分を摘んだまま軽く引っ張りながら、前回し、後ろ回しと5回ずつ回します。
3、耳の上と下を合わせるように折り曲げて30秒キープします
この流れを朝、昼、夜と一回ずつ行います。
最後に
台風がもたらす気圧の変化は、頭痛や古傷の痛みを引き起こす原因となることがあります。しかし、適切な対策を講じることで、これらの症状を軽減することが可能です。事前の準備と日常的なケアを行うことが有効です。台風が過ぎ去ってもなかなか身体のだるさが取れない、頭痛や肩こり、腰痛がひどくなってしまっているときは当院までご相談くださいね。台風時の不快な症状を乗り切りましょう。