腰痛の方必見!寝る時の姿勢についてのお話
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です。
当院にお越しになる腰痛でのお悩みを抱える患者さんとお話している中で多い質問なのですが
「寝る時ってどんな体勢がいいの?」
といったご質問をよく受けます。
腰痛でお悩みの方は多いとは思いますが、寝る姿勢も腰痛には影響を与えているのです。
そこで今回の記事では、腰痛の症状が出てしまってしんどい時や辛い時にどの体勢でベットで寝るのが良いのかについてご説明していきたいと思います。
ここからの記事をお読みになることで腰痛の方のお悩みを少しでも改善するお役に立てればと思います。
寝る時の姿勢についての考察
腰痛でお困りの方が寝る時にとる姿勢といえば
①仰向け
②うつ伏せ
③痛い方を上にする
この3つの姿勢のいずれかである事が多いです。
そこで、この3つの姿勢が身体に及ぼす影響について解説していきます。
①仰向けで寝ている方
仰向けの姿勢で寝る場合、下半身が骨盤を下に引っ張ってしまいやすくなり腰が反りやすくなってしまいます。(腰痛のない方や状態の良い方はそうでもないですが腰痛がある方は特にそうなりやすいです)
そうなると朝目が覚めた時の動き初めに腰の下の方が痛くなりやすくなります。
仰向けに寝ることが悪い事ではなく、腰が反る状態があまり良くないので、対策方法としては膝を軽く曲げて寝てみたり、おひざの下に枕などを置いて軽く曲がった状態を保ちながら寝ることで、仰向けでも楽に寝やすくなります。
人によって楽な位置はそれぞれですので、間に挟む枕の位置や硬さ、高さを調整することで良いポジョンを見つけてみてください。
②うつ伏せで寝ている方
一見悪そうに見えるうつ伏せ寝の姿勢ですが、腰痛の方にとっては良い姿勢かと思います。
うつ伏せになると股関節が良い程度の伸びた状態を維持できます。
また、股関節が伸びている状態のため、腰や股関節、足の血流が悪くなりにくいので痛みの軽減にもなります。
腰痛の際は痛いところを圧迫されると辛いのですが、それもないので患部が痛くなりにくいです。
痛みが強いと呼吸が浅くなり、回復が遅れてしまうので、腰痛の早期回復には良い姿勢と言えるのではないでしょうか?
ただ、うつ伏せ寝の姿勢はどうしても首をどちらかに捻って寝る姿勢になってしまう上、お腹を圧迫する格好になりますので、腰痛にとっては良いですが、首からすると歪みにつながる可能性もありますので、あまり長期間は行わない方が良いかなと私は思います。腰痛でお困りの間は良い姿勢かなと思います。
③痛い方を上にする姿勢で寝ている方
腰痛が起きてしまう原因の一つに、腰に圧迫などの負担がかかり、血流が悪くなって動きが悪くなったり、筋肉の組織の回復が遅れてしまうといったことが挙げられます。
ですので、腰を下にして寝た場合、腰の痛みが増してしまうといった事もよくあります。
ですので、痛い方を上にして寝る姿勢は腰にかかる負担が減って痛みが軽減しやすい腰痛の方にとっては良い姿勢といえます。
結局どれがいいの?
ここまで、3つの姿勢について説明してきましたが「結局どの姿勢が一番いいんだ!」
と言ったお声も聞こえてきそうです。
ここまで説明した3つの姿勢は腰痛にとって効果的ではあります(仰向けの場合は少し工夫が必要ですが)
逆にあまりしてほしくない姿勢としては痛い方を下にする姿勢です。
症状の出方や場所によって個人差があるので絶対とは言えないですが、一般的には③の痛い側を上にして寝る姿勢が良い場合が多いので、痛い側を上にする姿勢が楽な場合はその姿勢で寝られる事をお勧めします。
③が痛い場合は②のうつ伏せ寝の姿勢、②でも痛い場合は①の仰向けの姿勢をとり、一番楽に寝れる姿勢をとってあげてください。
今日は腰痛の方におすすめな寝る姿勢についてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
慢性的な腰痛やこじらせてしまった腰痛は放っておいても良くならないことが多いです。
腰痛を我慢して仕事や日常生活を送るのはつらいですよね。
本当につらくてお悩みでしたら、まずはご自身の腰痛の本当の原因を知って、その原因に対する治療をしていけば腰痛は改善していきます。
腰痛が改善すれば普段の生活の質も向上し、より良い生活を送ることができます。
もしあなたが慢性的な腰痛やつらい腰痛でお悩みでしたら、一度ご相談くださいね。
最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が読んでくださったあなたのお役に少しでも立てたら幸いです。