肉離れの種類と対処法
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の院長の坂田です
9月も終盤に差し掛かり、涼しくなってきましたね
涼しくなってきたこともあり、ランニングやゴルフ、山登りやトレーニングなどを始められる方も多いのではないでしょうか?
あまり普段運動していない方や、疲労が溜まり過ぎてしまった状態でダッシュをしたり、踏ん張った時に起こりやすいのが肉離れです。
今日は、そんな肉離れについてお伝えしていこうと思います。
わかりやすく肉ばなれについて動画でまとめているものもありますのでよろしければこちらもご覧くださいね
【肉離れの種類と対処法】伊川谷整体院
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肉離れの種類や概要
スポーツやトレーニング中に起こりうる肉離れですが肉離れは中学生からご高齢の方まで幅広く発生します。
今日はそんな肉離れの種類、発生してしまった時の処置や治療、についてお伝えしていきます
まず、肉離れの種類ですが、肉離れの種類は2種類あり、スプリント型、とストレッチ型があります。
スプリント型はダッシュをした時やサッカーでシュートをした時、バスケットやテニスでステップを踏んだ時など筋肉が伸ばされながらも同時に強く収縮する遠心性収縮という働きによって起こります。
ストレッチ型はベンチプレスなどの反動をつけた動作や、相手に押し倒されて転倒した時などの外力によって強制的に筋肉が引き伸ばされて起こります
どちらの肉離れも太ももの裏の筋肉であるハムストリングス、ふとももの前の筋肉の大腿四頭筋、ふくらはぎに
多く見られます。
肉離れの度合いは軽い場合ですと自覚症状はなく、中等度以上の肉離れになってくると走っている時に痛みを感
じる、急に強い痛みを感じて歩くことが難しくなるといった症状となります。
もしかしたら肉離れかもしれないという違和感を覚えながらそのまま運動を続けると
痛みが長引いたりひどくなってしまうため早いうちに治療に移る事が大切です。
肉離れになってしまった場合はまず安静を保ち、初期の治療ではアイシングと圧迫を行うのが基本です
アイシングは1日3回程度で一回15分から30分
炎症期が過ぎたら次は血行促進にための入浴やストレッチやエクササイズに移ります
肉離れは柔軟性の低下や筋力の回復が十分でないことが原因となり再発率の高い疾患ですのでまずは患部以外の
部分からストレッチやトレーニングを行うことが重要です。
肉離れだけでなく外傷が起こってしまった時に役立つRICE処置
肉離れだけでなく、捻挫などの外傷が起こってしまった場合の処置の原則をお伝えしていきます
その原則とは、RICE処置といったものになります。
RICE処置とは
Rest (安静)
捻挫や肉離れ、打撲などの外傷が発生したら、まずは安静に保つ事が重要です。
むやみに患部を動かしてしまうと症状が悪化してしまう恐れがあるので、安静に努めます
Icing (冷却)
患部を水や氷などで冷やします。冷却することで、腫れや内出血、痛みの感覚が抑えられます。
アイシングの方法は氷を氷嚢やビニール袋に入れて患部に当てます。
15分から30分冷やします
ピリピリとした感覚の後、感覚がなくなる状態になったら、一度氷を患部から離して感覚が戻るまで少し待ちます。
感覚が少し戻ったところでまた氷を当てて冷やすといったことを繰り返します。
Compression (圧迫)
患部にテーピングなどを巻いて圧迫します。
圧迫することで、腫れや内出血を最小限に抑えていきます。
ここで注意しなければならないのが、過度に圧迫しすぎると、血行障害や神経障害を引き起こす恐れがあるので
明らかな痺れや肌の変色がある場合は圧迫を緩めてくださいね。
Elevation (挙上)
患部を心臓より高い位置に保ちます
血液が心臓に向かって流れていくので内出血による腫れを抑える事ができます。
患部の下に座布団やクッションなどを敷いて高さを作ります。
今日は肉離れや外傷が起こってしまった際の処置についてお伝えさせていただきましたがいかがだったでしょうか?
いざ起こってしまった時に覚えて実践するだけでそのお怪我の今後の治りやすさも変わってくると思いますので参考にしていただければと思います。