こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です。

今回の記事は実際に当院をご利用頂いた方の症例と感想などを記載させていただきます。

同じような症状や状況でお悩みの方へ参考になればと思いますのでよろしければご覧くださいね。

実際にご利用された方の状況

N様　２０代　女性　トリマー

当院に来院しようと思ったきっかけ

元々姿勢や骨盤が歪んでそうだと感じていましたが、特に痛みは出ていなかったのでそのままにしていました。

だけど事務の仕事からトリマーのお仕事に転職してから犬に合わせた姿勢になることもあって、どんどん自分の姿勢がおかしくなっていくのを強く感じて、それも我慢していたら腰と背中が痛くなったので探してきました。

上向きで寝るのも腰が浮いてしまい辛いのでなんとかしたいと思いました。

※原文通り記載

 

施術前の状況

N様のお身体の状況はうつ伏せで寝て頂いているお写真を見ていただけるとわかる部分では、背骨の腰のあたりのところから、骨盤、お尻の筋肉の部分が右側にスライドしているようなゆがみ方となっています。また、この写真の角度からはわかりにくいのですが、腰が反っていてお尻の部分が後ろに出てしまっている状態で反り腰となってしまっています。そして、お身体の普段の使い方の癖で骨盤の右側に詰まって動きが悪くなっていてゆがみが出ているので、見かけ上右足が短くような状態となっていました。

実際に寝ている状態はしんどくないか尋ねさせて頂くと、寝ているけど変な感じがしたそうです。

施術内容と施術後の状態

施術は主に骨盤、背骨のアライメント調整、股関節の動きをつける施術、全身の筋肉を整える施術、部分的にはトリガーポイント施術、筋膜リリースなどを組み合わせて行い、お身体の状態を整えさせていただきました。

施術途中から効果を実感していただき、施術終了後も座った状態、寝た状態、立った状態の楽な感じを体感頂きました。

立ち仕事の負担の大きさの鍵を握るのは姿勢？

長時間の立ち仕事は腰や背中、肩をはじめ身体の色んな所に負担がかかります。

人間の身体は動きの中で負担が溜まるより、立ちっぱなし、座りっぱなし、寝っぱなしなど長時間じっとしていることでの負担の方が大きいとされています。

長時間同じ体勢でいることは、特定の同じ筋肉に負荷がかかります。

さらに、良い姿勢と悪い姿勢では、身体への負担の大きさが違ってくるので、日々の姿勢の良し悪しが立ち仕事の負担や疲労度に影響を与えます。

骨盤の役割

骨盤の役割として主に５つあります。

①身体の土台としての役割

骨盤は、上半身と下半身を繋ぐ「土台」のような構造をしています。また、背骨との関連では背骨を支える基盤であり、骨盤の傾きや歪みが背骨のカーブ（生理的湾曲）にも影響を与えるため、姿勢と骨盤の状態は関連深いです。

②脊柱（背骨）の配列に影響

骨盤が前に傾く（前傾）と腰が反って（腰椎前彎）反り腰になりやすくなります。

骨盤が後ろに傾くと（後傾）と背中が丸くなり（猫背）肩や首に負担がかかりやすくなります。

 

③重心のバランス調整の役割

骨盤の傾きや位置が適切であることで、身体の重心が安定しますので、効率的な動きや姿勢がとりやすくなります。

逆に骨盤がゆがんでいると、左右の筋肉のバランスが崩れるので、立っているときや座っているとき、歩いている時のバランスも悪化します。

④周辺の筋肉との関連

骨盤の周囲には、腹筋群、腰の筋肉、大殿筋、中殿筋、骨盤底筋群など、姿勢を支える筋肉が付着しています。

これらの骨盤周囲の筋肉の強さや柔軟性、お互いの筋肉どうしの協調性が骨盤の状態と姿勢を良い状態で保つために重要です。

⑤内臓の支持

骨盤は内臓を下から支える役割も担っています。姿勢が悪くなってしまって骨盤がゆがむと内臓が圧迫されたり位置が下がったりして、消化や血流にも悪影響を与えることがあります。

 

以前に骨盤について書かせて頂いた記事がありますので、よろしければ合わせてご覧くださいね。

リンクはこちらからどうぞ↓

骨盤のゆがみ方のタイプ別セルフケア方法

https://ikawadani-seitai.com/archives/8465

最後に

トリマーさんだけでなく、立ち仕事が長時間続いたり、無理な体勢で作業しなければならないお仕事の方は多いと思います。

姿勢や骨盤がゆがんでしまうと身体の使い方の効率が悪くなってしまうので、同じ事をしていても姿勢の良い時より筋肉や関節に負担がかかり、疲れやすくなってしまいます。疲れだけならまだ良いですが、腰痛や肩こり、頭痛や首こりにつながり、慢性化しやすいので背中が丸くなってきて猫背かもと思われたら神戸市西区の伊川谷整体院までお気軽にご相談くださいね。

• 
• 
•