伊川谷整体治療院
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6月の「梅雨だる」の原因と対処法

6月の「梅雨だる」の原因と対処法

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6月の「梅雨だる」の原因と対処法

こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です。

先週は梅雨らしいお天気で雨がとても良く降りましたね。

もちろん梅雨の時期は日本にとってなくてはならないものではありますが、なかなか過ごしにくいですね。

梅雨時期に身体がだるくなってしまったり、肩こりや腰痛、頭痛が出てしまったり、酷くなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はこの6月に起こりやすい梅雨時期のだるさやそれによる腰痛や肩こり、頭痛への原因や対策法についてお伝えしていきます。

 

なぜ梅雨の時期はだるくなってしまうのか?

ここでは梅雨時期に身体がだるくなってしまう原因や考えられる要素についてお伝えしていきます。

1、気圧の変化や自律神経の乱れ

梅雨の特徴的な天候のひとつに「低気圧」があります。低気圧の影響で気圧が下がると、私たちの体はその変化に対応するために自律神経が活発に働きます。自律神経には交感神経(緊張・活動)副交感神経(リラックス・休息)の2つがあり、これらがバランスよく働くことで体調が保たれています。

ところが、気圧の変化が激しい梅雨時には、自律神経が乱れやすくなり、体温調節、血流、内臓の働きなどに影響が出ます。その結果として、だるさや疲労感、倦怠感をはじめとした肩こりや腰痛、頭痛の症状が出やすくなると言われています。

 

2、湿度の高さによる血行不良

梅雨は湿度が非常に高く、空気中の水分が多くなります。この湿気が体にこもると、汗をかいても蒸発しにくくなり、体温調節がうまくできなくなります。これが「むくみ」や「冷え」につながり、血行が悪化します。

血行が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、肩や首の筋肉がこわばって「肩こり」や「首こり」といった症状が現れやすくなります。さらに、血流が悪くなることで脳への血流も低下し、「頭痛」や「集中力の低下」などの症状が出ることもあります。

3、気圧による耳の内圧の変化と頭痛

気圧の変化は、耳の中にある「内耳(ないじ)」にも影響を与えます。内耳は気圧の変化を敏感に察知する器官で、三半規管とともに平衡感覚を担っています。急激な気圧の低下があると、この内耳が刺激を受けて、自律神経に影響を及ぼし、頭痛やめまい、吐き気を引き起こすことがあります。

特に「天気痛」と呼ばれるタイプの頭痛は、このメカニズムによって引き起こされるもので、片頭痛のようにズキズキと痛むのが特徴です。

4、日照時間の少なさでホルモンバランスにも影響が出る可能性が

梅雨時期は日照時間が少なく、太陽の光を浴びる時間が減ります。これにより、脳内で「セロトニン」という神経伝達物質の分泌が減少し、気分が落ち込みやすくなります。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、心の安定に深く関わっており、不足すると気分の落ち込みやイライラ、不安感などが強くなります。

5、体内の余分な水分が停滞しやすい

東洋医学的には湿邪というような状態で、体内の余分な水分が停滞し、体調不良を起こしやすい状態の事を言います。梅雨時は体内の水分バランスが崩れ、だるさ、むくみ、食欲不振、肩こり、腰痛、頭痛、関節痛が出やすくなります。

梅雨時期のだるさを和らげる為に気を付けること

ここまでは梅雨時期のだるさが引き起こされる原因についてお伝えしておりましたが、ここからは少しでもだるさを和らげる為に気を付けることをお伝えしていきます。

1,自律神経のリズムを整えやすい習慣を取り入れる

朝起きて晴れていたらカーテンを開けて朝日を浴びましょう。光を浴びることで体内時計がリセットされ、セロトニンの分泌が促されます。
また、夜勤や交代勤務の方は難しいかもしれませんが、決まった時間に寝て起きるよう心がけてみてください。不規則な生活は自律神経のバランスを崩しやすくなります。
そして、現代ではこれが一番難しいかもしれませんが、スマホやパソコンの見すぎに注意してくださいね。スマホやパソコンの光に含まれるブルーライトは交感神経を刺激するので、夜の眠りを妨げることがあります。

2、湿気と冷えから身体を守り、体温調節しましょう。

エアコンの冷えすぎを避けましょう。設定温度は25~27℃前後が目安です。温度もそうなのですが、冷気が直接当たらないように風向きにも注意されると良いと思います。

また、冷たい飲み物・食べ物をとりすぎないように気を付けましょう。冷たい食べ物や飲み物を取りすぎると胃腸の働きを弱め、だるさを悪化させます。暑いですが、温かい飲み物や汁物を意識的に取り入れましょう。

また、就寝時に足元やお腹を冷やさない服装を心がけましょう。薄くてもいいので扇風機やエアコンの風が直接肌に当たらない方がいいです。

3、湯舟での入浴も意識してみましょう

シャワーだけで済ませがちな季節ですが、ぬるめのお湯(38~40℃)に10~15分程度つかることで、副交感神経が優位になり、心と体がリラックスします。血行促進にもつながり、冷えやむくみの改善にも効果的です。

4,食事によるエネルギー補給も意識してみてください。

意識的にとると良い栄養素やミネラルや食材は以下の通りです。

①ビタミンB群(豚肉、納豆、卵など):疲労回復に役立ちます

②クエン酸(梅干し、レモン、酢):代謝を促し、だるさを軽減

③カリウム(バナナ、きゅうり、トマト):むくみを取る作用がある

5、スキマ時間にツボ押しセルフケアを行ってみましょう

ここでは、この時期に出やすい症状に合わせたツボ押しのセルフケアをお伝えしていきます。

①内関(ないかん)

内関は手首の内側にあるツボで、手首のしわの中央から指3本分ひじに向かった所にあります。

特に梅雨時期の頭痛や頭の重だるさを感じたときにおすすめです。

②三陰交(さんいんこう)

三陰交は足のうちくるぶしから指4本分上の骨の際にあるツボで、女性特有の症状や冷え、消化器系の不調にも効果があるとされているつぼです。

 

最後に

今回は、梅雨時期のだるさの原因と対処法についてお伝えしていきましたがいかがだったでしょうか?

身体が重だるかったり、腰痛や肩こり、頭痛がある状態でひと頑張りするのはなかなかエネルギーが必要で、さらに普段より疲労感が増えやすいです。

このような時は整体で身体を整えて筋肉や関節、血流を改善することも梅雨時期のだるさを乗り越える一つの方法です。

もしあなたが今「身体のだるさ何とかしたい」「身体がしんどくてやる気が出ない」といった事や頭痛、肩こり、腰痛などでお困りの際は神戸市西区の伊川谷整体院までご相談くださいね。

その時はだるさ解消に向けて全力でお手伝いさせていただきます。

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