2月からできる春先のぎっくり腰対策

こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の南向です。

2月も半ばになり、寒さもピークを迎えていますね。

日照時間が伸びてきたりと徐々に春の兆しが見え始めてますが、これから時期は気温の変化が激しく、身体も冬の寒さに慣れているため、ぎっくり腰になりやすい時期でもあります。

そこで今回は、2月からできる春先のぎっくり腰対策をお伝えいたしますね。

ぎっくり腰とは？

ぎっくり腰とは、急性腰痛とも呼ばれ、突然腰に激しい痛みが走る症状です。重い物を持ち上げた時や急な動作をした時などに起こりやすいですが、特に原因がない場合も起こります。当院でも「特に思いあたらないけど、朝から徐々に痛くなってきて…」というお話をよく聞きます。

ぎっくり腰の原因は様々ですが、主なものとしては以下のものが挙げられます。

①筋肉や靭帯の損傷：腰の筋肉や靭帯が過度に伸ばされたり、負荷がかかったりすることで損傷します。

②椎間板ヘルニア：背骨の椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで痛みが生じます。

③腰椎椎間関節の捻挫：腰の関節が捻挫することで痛みが生じます。

④冷え：寒さで筋肉が硬くなり、血行が悪くなることで筋肉の柔軟性が下がり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。

⑤寒暖差：気温が急激に下がると、体は自然と筋肉を緊張させて体温を保とうとします。この筋肉の緊張が、腰部に過度の負担をかけることで、ぎっくり腰を引き起こす可能性があります。また、暖かい日が突然訪れた際には、体が適応し切れず、無意識のうちに無理な動きをしてしまうこともあります。

2月から始めるぎっくり腰対策

ぎっくり腰は、一度なると繰り返しやすい厄介なものです。そのため、日頃からの対策が非常に重要です。2月からできるオススメのぎっくり腰対策をお伝えしますね。

体を温める

寒さ対策は、ぎっくり腰予防の基本です。特に腰回りを冷やさないように、腹巻きやカイロなどを活用するのもオススメです。また、入浴もシャワーだけでなく湯船にゆっくり浸かることで、体の芯から温めることができます。入浴剤を使用すると保温効果も高まり、リラックス効果も得られます。また食べ物や飲み物も、温かいものでなるべくお腹を冷やさないようにしてください。

ストレッチや運動

筋肉の柔軟性を保つことは、ぎっくり腰予防に重要です！軽いものからでも十分効果がありますので、出来る限りストレッチや運動を行いましょう。腰や背中、太ももの筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチが効果的です。ストレッチをする時に息を止めがちになってしまう方は、深呼吸を忘れずにしてくださいね。息をとめてしまうとより身体が緊張してしまいますので、要注意です。

正しい姿勢を心がける

正しい姿勢は腰への負担を軽減し、ぎっくり腰を予防してくれます。立ちっぱなしや座りっぱなしの方は、背中が反りすぎてしまったり、片足に体重をかける、長時間足を組んでしまう…など日常的に良い姿勢を保つのが難しい方もいらっしゃるかと思います。定期的に背伸びや軽いストレッチを取り入れて身体をリセットすると、姿勢もリセットされます。

良い姿勢がいまいち分からない…という方は当院でも姿勢矯正をしておりますので、ご相談くださいね。