ストレスを感じやすい方へのリラックス法
こんにちは、伊川谷整体院の院長の坂田です。
10月も今週末で終わり、今年もあと2ヶ月ほどとなりましたね。
これからの時期、年末まで何かとバタバタする事も多くなってくる方も多いのではないでしょうか?
忙しくて余裕がなくなると肉体的にも精神的にもストレスが溜まりやすくなってきますので、今日はお家で出来るストレスをリセットして落ち着いた状態に戻すエクササイズをお伝えします。
リラックスできるエクササイズ「椅子座禅」
「座禅」と聞くとどんな事をするかはイメージできると思います
「でもやり方がわからない、、、」
「実際難しそう、、」
といった方も多いのではないでしょうか?
堅苦しく考えずにあくまでリラックス法としての座禅エクササイズの方法をお伝えしていきますね。
準備運動
全身あくび
椅子座禅を行う前に全身を大きく動かして大きく欠伸をします。
座った姿勢でも、仰向けの姿勢でも、立った姿勢で行っても大丈夫です。
目を閉じて身体の内側を感じながら、心地よく自由に伸びをしながら大きくあくびをします。
手、足、首、膝の下、腰などの身体中を自由に使って一番心地良い感覚を探してください。
その後一気に全身の力を抜いて3秒キープしてください。
椅子座禅のやり方
1、椅子の準備をする
椅子を用意し、集中できる環境を作ります。
この時、キャスター付きの椅子は不安定ですので避けるようにして下さい。
また、肘が当たらないようにするため、肘掛けが無い椅子を選びましょう。
背もたれはあってもなくても構いません。
座面はほどほどの硬さがあると椅子座禅が行いやすいです。
椅子座禅を行う部屋は、視界に入るところにものが溢れていると集中の妨げになりますので、少々お片付けをしておいて下さいね。
2、椅子の高さを調節する
椅子に座るときは座面の半分より手前に浅く腰掛けます。
背もたれには寄りかからずに、骨盤を立てるようにして座ります。
ここで注意するのが膝の位置です。
お尻が沈んで膝が座面より上に来ないように注意してくださいね。
3、手のポジションと目線を楽で自然な状態に合わせます
手は楽な状態で大丈夫ですが、もし可能なら右手を下に、左手を上にして重ねてあげて下さい。
両手の親指をつけて足の付け根の中央に手の甲を置くと良いです。
目は閉じずに自然に開いて行います。
前方に視線をそっと落とすようにすると自然な状態を作ることができます。
口は閉じて、下を上顎につけます。
4、いざ椅子座禅へ
背骨の前側で体重を支えるイメージをします
顎をほんの少し引きます
座禅中はとにかくゆっくりとした呼吸を行うのがポイントです。
特に息を吐く時間をできるだけ長く維持するのが重要です。
可能なら息を吸った時の倍の時間をかけるようにしてみて下さい。
呼吸は鼻で吸って口で吐きます。
姿勢が整っているとお腹の下あたりまで自然と空気が入ってくるような感覚を味わえます。
姿勢が悪くなっていたり、前屈みになっていたりすると、みぞおちぐらいで空気が止まってしまう感覚となります。
余計なことを考えずに身体を立ててただただ息をしてあげて下さい。
最後に
今回はストレッチなどとは少し違ったセルフケアの方法をお伝えしましたがいかがだったでしょうか?
忙しくなっている時は身体を休めること、気持ちを落ち着けて休める事を後回しにしがちになってしまいますが
身体も気持ちもずっと全力疾走は続かないと思います。
身体に関しては、ぎっくり腰や腰痛、肩こり、頭痛などの症状となって現れることが多いので注意が必要です。
気持ちも焦っていたり注意が散漫になると思わぬけがに巻き込まれる事も考えられます。
忙しい時にこの記事で書かせていただいた事を思い出してもらえると嬉しく思います。
また、季節の変わり目でお体の不調がございましたらお気軽にご相談くださいませ。
その時はあなたのお悩みを解決する為に一緒に治療に取り組めたらと思います。