年末年始で乱れた腸内環境のリセット方法
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です。
新年明けましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
当院に関わって下さる全ての方のご多幸をお祈りしております。
お正月の三が日も終わり今日や明日からお仕事が始まるといった方も多いのではないでしょうか?
また、年末の飲み会や忘年会からのお正月のお節料理にご馳走続きの食生活の方も多いのではないでしょうか?
美味しい食事やお酒を飲む事は楽しい気分になったり、お正月ならではの料理を味わう事は悪い事ではないのですが、気をつけなければいけないのが胃腸の調子や肝臓の調子を大きく崩してはいないかという事です。
今日は、胃腸がお正月疲れになってしまっている方におすすめな腸内環境をの働きと、腸内環境をリセットする方法をお伝えしていきます。
腸内環境が悪くなると気持ちも暗くなる?
消化の悪いものや野菜が少ない食生活が続くことで、便秘になってしまったり、逆に食べ過ぎやアルコールの取り過ぎで下痢になってしまったりしていませんか?
腸内環境が悪化する事で起こるお腹の不調は「気分を暗くさせてしまう」ようです。
お腹の不調が起こるとどうしても気分が晴れずにイライラしがちになってしまいます。
胃腸の不調が引き起こす大きな悪影響の一つに「イライラ」があげられます
実際に胃腸の不調を抱えられている方を対象にした調査ではQOL(生活の質)も低下しているといったデータも出ているぐらいです。
お腹の不調が心に与える影響は想像以上に大きいと言えます。
第二の脳とも言われる腸の働き
腸をただの消化器官だと思っていたら大間違いです。
腸はかなりすごい機能を持っていたのです。
そんな4つの腸のすごい所をお伝えします。
1、脳からの命令がなくても動いてくれる唯一の器官である
実はほとんどの動物は脳ではなく、実は腸から形成されているのです。
また、腸は「腸神経系」と呼ばれる独自の神経系を持っている為、脳からの指令がなくても働くことができる唯一の器官なのです。
2、免疫をコントロールしている
実は腸には身体の中の70%の免疫物質が存在しています。
免疫細胞は体内に入ってきた細菌やウイルスなどを腸内で撃退するだけでなく、血液の流れによって全身に運ばれて体内で戦ってくれているのです。
3、腸は第二の脳??
腸には約1億個の神経細胞があり、それらは脳と別に「思考」しているようです。
その情報は腸から脳へ運ばれていることから、腸内環境はメンタルにも影響を与えているようです。ですので腸は第二の脳と呼ばれているのです。
4、幸せホルモン「セロトニン」は腸で作られていた
幸福感や満足感を覚えやすくしてくれ、不安感を抑えてくれるホルモンであるセロトニンというホルモンがありますが、最近の研究ではセロトニンの95%が腸で作られていることがわかりました。
腸内環境が整うという事はメンタルが整うことにつながります。
腸を内側から変えていく生活習慣
お正月が明けて疲れてしまっている腸内環境を普段の腸内の環境にしていくために気をつけるポイントをお伝えしていきます。
1、水をこまめにしっかり飲む
水を飲むと胃腸が刺激されて副交感神経の働きがアップします。
副交感神経の働きがアップすると腸の動きが整うため、水をこまめに飲みましょう。
1から2リットルの水を少しずつこまめに飲みましょう。
朝起きてからすぐに飲むコップ一杯の水も効果的です。
2、発酵食品を摂る
みそや塩麹、酒粕、納豆、つけものといった発酵食品には腸内環境を良くしてくれる善玉菌が多く含まれています。
さらに、最近の研究では、発酵食品に含まれる微生物が免疫細胞を活性化してくれることもわかってきています。
手軽にとれる発酵食品をお正月明けの食事に取り入れてみましょう。
3、ゆっくり食べる
よく噛んで食べる時の咀嚼は副交感神経のリズムを高めてくれるほか、しっかり噛むことで唾液もたっぷり分泌されますので消化に優しくなり、胃腸の負担も少なくて済みます。
4、レモングラスのハーブティーを飲んでみる
タイ料理などでお馴染みであるレモングラスというハーブは、その名の通りレモンににた香りのハーブです。
胃腸の働きを助ける作用があると言われているので、食べ過ぎたときにレモングラスのハーブティーを試してみるのもいいかもしれません。
今日はお正月明けの胃腸の不調をリセットする方法や胃腸の働きなどについてお伝えしていきましたがいかがだったでしょうか?
胃腸の状態はメンタルや免疫だけでなく、肩こりや腰痛、身体の痛みとも関係があると言われているので不調のまま放っておかず、リセットしてあげてくださいね。