梅雨の時期に身体が痛くなる方の対処法
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です
今年はもう梅雨が始まりましたね。
もちろん梅雨も必要な時期ではあるのですがなかなかジメジメして不快感が高まる時期ですね
過ごしにくいだけなら百歩譲ってまあ良いとしても、身体のだるさやこりや痛みが出てしまう方にとっては特につらい時期となります。
データによると梅雨時期に身体になんらかの不調を感じる方は6割ほどいるようでこの時期には半分以上の方がお困りのようです。
今日はそんな梅雨時期の対策法などについてお伝えしていきます。
そもそもなぜ梅雨の時期に身体のこりや痛みがひどくなるのか?
皆様の中には「雨降り前になったら身体が痛くなる」「古傷や骨折、捻挫したところが疼いたりする」といった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
気圧が変わる事で痛みや不調が発生することはもしかしたらご存知かもしれませんが、気圧が低い状態となると身体から炎症などの反応に関わる物質である「ヒスタミン」が増加するためだと言われています。
このヒスタミンという物質は血管を拡張して血圧を下げる事と合わせて身体を緊張させる交感神経を刺激する作用を持っています。
この時にブラジキニン(発痛にかかわるホルモン)やプロスタグランジン(ブラジキニンによる発痛を増強させる作用があります)も一緒に発生するので特に身体の負担が変わっていないのにしんどくなってしまったり、痛みやこりが強くなってしまうのです。
梅雨時の痛みやこりなどの不調を防ぐ対策法
1、痛みやこりを感じる部分を温める
梅雨の時期はお部屋の中は除湿モードでエアコンをかけている方が多いと思います。
除湿することはもちろん良いことなのですが、除湿の空調が効いている中に長時間いると思っている以上に身体が冷えてしまいます。
身体が凝っていたり痛みがある部分が冷えていると血行が悪くなり余計にこりや痛みが強くなってしまうので、温めてあげることが対策法の一つです。
蒸しタオルや電子レンジで温めるだけでできる温熱シート(ドラッグストアに売ってあります)などでこりや痛みのある部分や肩まわりや首まわりを温めてあげましょう。
このような温熱方法は身体に多くの熱を与えてくれて広く深く温かさが浸透します。
2、入浴して身体を温める
ここまでで書いた通りではあるのですが、梅雨時は気圧やホルモンの影響などで交感神経が優位になっている上に除湿や空調で身体が冷えておりますので、入浴して身体を温めてあげる事で副交感神経優位の状態に近づけてあげることでこりや痛みが緩和されます。
入浴をしっかり行うことで汗もかけるので、夏に向けて汗腺が機能的になり体温調節が上手になり不快感が減少します。
3、肩こりや頭痛がよく出る方は耳のストレッチもおすすめ
肩こりや首こりや頭痛が梅雨時に辛くなってしまう方は耳まわりのストレッチも効果的です。
耳まわりは肩まわりや頭の筋肉や血管とも関わり深いので耳まわりをリラックスさせる事で間接的にこりや痛みを軽減します。
方法は簡単です
耳たぶの少し上(耳の真ん中あたりの少し硬めの軟骨の部分です)を外側水平方向にごくごく軽ーい力で引っ張ります。
15秒したら一度離していただいてまた15秒引っ張ることを3から4回繰り返してみてください。
肩まわりや頭まわりが少しリラックスできると思います。
ここでのポイントは強く引っ張ってしまうと効果を得られないのでごくごく弱い力で行ってあげてください。
まとめ
梅雨時はどうしても気圧や湿度の関係で肩こりや頭痛が出やすくなってしまいます。
対処法を意識して私生活を送るだけでも変わってくることがありますので意識されてみてくださいね。
なかなか良くならないといった場合、整体で筋肉や身体の歪みを整える事で解決する事も多いです。
その際はお気軽にご相談くださいね。