肩こり、腰痛の方必見!冬にこそ見直す水の飲み方
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です
冬場、夏場にかかわらず、患者様との会話の中で水をどれぐらい飲まれているかといった話が良く出てきます
夏場は意識せずとも汗をかくので水分は摂られていると思いますが、冬場は特に汗をかく機会が少ないので注意が必要です。
「喉が渇いてなかったらいいんじゃない?」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、水を積極的に飲むことで得られるメリットはとても多くあります。
ですので、今日は「水を飲むことによる健康への効果」についてこの記事ではお伝えしていきます。
「水を飲んだ方がいいとは聞くけれど実際どうなの?」
「どれぐらい飲んだらいいかわからない??」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
実際私も水を飲むことの大切さは調べてみるまで上に書いた様に同じ事を思っていました。
そんな方はぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
実は普通に生活していても1日に2、5リットルの水を体外に排出しています
私たち人間の約半分は水でできていると言われています
その体の中にある水はずっと体の中にとどまっているというわけではないのです。
体の中にある水は循環して色んな方法で体の外に出ていきます。
一番わかりやすい排出方法は尿や便で出ていきます。
健康な人の尿からは約1500ml、便からは約100mlの水分が排出されるのです。
また、私たちの知らない間に失われていく水分もあります。
実は息を吐くときに肺から水分を出していて、この呼吸によって体外に出ていく量は0、5ℓと言われています。
そして、皮膚からも水分は失われており、汗をかくだけではなく、皮膚の表面からも常に蒸発していて約0、5ℓの水分を失っています。
足し算をしていくとわかる様に、普通に生活しているだけでも2、5ℓの水が体外に排出されていることがわかります。
体のめぐりをよくしていくには1、5〜2、5ℓの水が必要です
先ほどお伝えしたとおりですが一日に約2、5ℓの水分が身体の外に出ていきますので
失われた水分を補わなければ身体はすぐに水分不足となってしまいます。
まず、普通に生活していると、私たちは毎日の食事から意外と多く水分をとっています。
ご飯やパン、野菜、肉、魚、スープなどほとんどの料理には水分が含まれています。
1日3食食べれば約1ℓの水分を補うことができます。
さらに、体内でタンパク質や炭水化物、脂質を燃焼、分解させてエネルギーに変えるときに約0、5ℓの水分が作られています。
失われる2、5ℓからこれらを引き算すると、1日に約1ℓの水を飲み物で補給すればプラスマイナスゼロになります。
しかし、これは汗をかいて普段より多く消費することを計算に入れていないので、多めにみて1、5〜2、5ℓの水を飲み物で補給する必要があると言えます。
水を飲むことによる9つのメリット
ここまでのお話で「こんなに水を飲まないといけないのか、、」と思った方もいらっしゃると思います。
ここでは、水を飲むことで得られる9つのメリットをお伝えしていきますね。
1、身体をみずみずしく潤すことができる
ここまでで書きました通りですが人間の身体は半分以上が水でできています
毎日2、5ℓの水が体外に出ていきますので、失った以上の水を摂取することで、体内の水分量を理想的な状態に保ち、身体を潤すことで健康維持や病気に負けない身体作りに役立ちます。
2、不要なものを排出する
身体の中にある水分が不足すると血液がドロドロの状態になったり、汗や尿の量が減ってしまい老廃物が身体に溜まりやすくなります。
適切な水分量で身体が満たされていると、血液が巡って老廃物を運び、汗や尿、便と一緒に老廃物を排出することができます。
3、血液の流れが良くなる
体内の水分が不足すると、最初に血液中の水分が少なくなり、血液の濃度が上がってドロドロの状態となってしまいます。
水分で身体が満たされていると血液がサラサラになって循環がスムーズになります。
3、細胞が活性化される
人間の身体は約37兆個もの細胞からできており、その細胞は絶えず新しいものに変わっていきます。
身体に入ってきた水は血液やリンパ液となって身体中を巡って細胞に酸素や栄養素を届けます
そして老廃物を流し出して細胞に活力を与えて高めてくれるのです
4、水のめぐりがスムーズになります
体の水分が数パーセントでも減ってくると、脳が司令を出して汗や尿の量を減らして水分を体に溜め込もうとします。
水が十分にあることで、溜め込もうとしなくなるので、老廃物を排出しやすくなります。
5、体に有害な物質を希釈することができる
水は体内に入った有害物質を分解、希釈する作用や、酸性になった体を中和する作用も持っています。
6、体温の調節をしてくれます
水は温まりにくく冷めにくい性質を持っていますので、水で満たされた体は気温にいあまり影響を受けずに体温を保つことができます。
また、体温が上がったときは発汗を促して体温を下げるなど体温を調節する働きもあります。
7、身体を目覚めさせる
朝起きたての身体は、休息モードになっています
朝起きがけに冷たい水を飲むと、消化器官が刺激されて、活動モードに切り替わり、目覚めがスッキリします。
8、緊張をほぐしてくれます
イライラやストレスを感じると、脳に血液がたまります
そんなときにコップ一杯の水を飲むと、脳に溜まった血液が胃腸へ流れて神経を鎮め、リラックス効果が得られます。
就寝前に飲めば、心地よい眠りにつけます
9、アンチエイジング効果
老化とは、「身体の水分が失われること」とも言われているそうで、水をしっかり取ることは健康や若々しさを維持するためにも欠かせないものです。
「みずみずしさ」は若さを保つために必須と言えます
体内の水分量は肩こり、腰痛にも関係がある?
ここまでの内容で水を飲むことについてのメリットはご理解頂けたと思います。
水を摂取する習慣のある無しが、皆様のお悩みである肩こり、腰痛にも関係しているのではないかと考えています。
なぜなら、上の記事の3番目にあげた血液の流れが良くなる、とありますが、肩こり、腰痛の原因の一部には血行不良によるものがあるからです。
血行が悪くなると、その筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、疲れが回復しないまま使用するのでまた新たな負担が溜まり硬くなる、、、
といった負のスパイラルに陥りやすくなります。
もちろん水の摂取が全てではないですが、日常生活の中で良い習慣を身につける事で防げる肩こりや腰痛もあると思います。
慢性的な肩こり、腰痛は仕事内容や姿勢、普段の生活習慣などが複合した原因があることが多いです。
そんな時は整体でお身体を整えることによって良い状態になれるようお手伝いをさせていただいております。
お家でストレッチは頑張っているけど一向に良くならない。どうすれば肩こりや腰痛が良くなるかわからない。
といった方はお気軽にご相談ください。
その時は一緒に治療に取り組み、肩こり、腰痛を解消していきましょう。