腰が痛いとき、荷物はどちらの手で持つ?立ち方のクセと腰痛の関係
こんにちは、神戸市西区の伊川谷整体院の坂田です。
腰や脚がつらい日、荷物を痛くない側の手で持っていませんか? 実はこの持ち方が、つらい側の腰に力を入れ続ける場合があります。
腰への負担は、ケガなどの大きな出来事だけでなく、毎日の立ち方や荷物の持ち方の積み重ねでも増えていきます。この記事では、足の体重のかけ方、腰の姿勢、荷物の持ち方の3つから、ご自身のクセを確かめる方法をお伝えします。
腰がつらくなる理由は、同じ姿勢のクセの積み重ね
私たちの体には、回復する力が備わっています。それでも腰のつらさが長引くときは、日常の姿勢が負担をかけ続けている場合があります。
筋肉は、動いて休むことを繰り返すよりも、同じ姿勢で力を入れ続けるほうが疲れやすいからです。休憩なしで働き続けるほうが、休憩をはさむよりも疲れるのと同じです。
ただし、立つこと自体は悪いことではありません。立つことや歩くことは全身の筋肉を使い、心身の健康にも役立ちます。大切なのは、偏った姿勢を長く続けないことです。
足のどこに体重がかかっていますか?
足の裏のどこに体重がかかるかは、人によって違います。その偏りは、ふくらはぎから体の上の方にまで影響します。
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体重がかかる場所 |
起こりやすいこと |
確認したいこと |
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親指側 |
姿勢が安定しやすく、ほかの筋肉で支える負担が少ない |
先の細い靴では外反母趾に注意 |
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小指側 |
重心の移動に弱く、体の側面の筋肉が緊張しやすい |
靴底の外側が減っていないか |
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つま先側 |
足の指が丸まり、足裏とふくらはぎが緊張しやすい |
体重が内側か外側かで、張る場所が変わる |
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かかと側 |
ふくらはぎが緊張しやすい |
かかとに体重を乗せすぎていないか |
なかでも小指側に体重がかかるクセは、靴底の減り方にはっきり表れます。お気に入りの靴の裏を、ぜひ一度見てみてください。
背中を伸ばす前に、腰とひざを伸ばす
腰が伸びにくい方や前かがみの姿勢が続く方は、腰とひざが曲がり、背中が丸くなりがちです。お腹側にある大腰筋、外腹斜筋、腹直筋の緊張が関係している場合もあります。
この状態で背中だけを伸ばそうとすると、かえって苦しくなります。先に腰を伸ばすと、ひざも伸び、背中も自然に伸びやすくなります。
ひざが曲がったままだと、ふくらはぎが硬くなります。すると歩くときに足が疲れやすくなり、足を引きずるような歩き方につながることもあります。ふくらはぎの硬さは腰や肩の緊張にも関わるため、肩こりの一因になる場合もあります。
荷物は痛い側と痛くない側、どちらの手で持つ?
片側の腰や脚がつらいときは、軽めの荷物なら痛い側の手で持つほうが楽な場合があります。
痛くない側の手で持つと、体を支えるために反対側の腰の筋肉に力が入ります。つまり、かばったつもりが、つらい側の腰を緊張させてしまうことがあるのです。
もちろん、持ってみて痛みが強くなる場合は無理をしないでください。重い物は左右に分けるか、リュックを使うと片側への偏りを減らせます。
脚の痛みは、脚だけの問題とは限らない
お尻から脚にかけて痛む坐骨神経痛のような症状では、痛い場所だけをケアしても、つらさが続くことがあります。腰の状態もあわせて確認することが大切です。
今日からできる3つのチェック
- 靴底を見る:左右の減り方の違いと、外側やかかとなど減っている場所を確認します。
- 立っているときの足裏を感じる:体重が片足や足の一部に寄っていないか確認します。
- 荷物を持つ手を確認する:いつも同じ手や同じ肩を使っていないか振り返ります。
一度に全部を変える必要はありません。まずはご自身のクセに気づくことから始めましょう。
よくある質問
Q. 片足に体重をかけて立つクセは腰に悪いですか?
短時間なら問題ありません。ただし、毎日長く続くと、片側の筋肉に負担が偏りやすくなります。ときどき左右の足に体重を移しましょう。
Q. 靴底の外側だけが減るのはなぜですか?
小指側に体重がかかっている可能性があります。この立ち方は姿勢が不安定になりやすく、体の側面の筋肉が緊張する原因になります。
Q. 腰が痛いときは、どちらの手で荷物を持てばよいですか?
軽めの荷物なら、痛い側の手で持つほうが楽な場合があります。ただし、痛みが強くなるなら無理をせず、重い物はリュックなどで分散しましょう。
Q. 背すじを伸ばすと苦しいのはなぜですか?
腰やひざが曲がったまま、背中だけを伸ばそうとしている可能性があります。先に腰を伸ばすと、背中も自然に伸びやすくなります。
最後に
腰のつらさの背景には、毎日の立ち方や仕事、生活のクセが隠れていることがあります。伊川谷整体院では、痛い場所だけでなく、お悩みや「こうなりたい」という目標まで伺い、お一人おひとりに合わせて施術やセルフケアをお伝えしています。
腰が気になって、買い物や仕事、趣味を我慢している方は、神戸市西区の伊川谷整体院へお気軽にご相談くださいね。
執筆者:坂田 真啓(さかた まさひろ)
伊川谷整体院 院長
保有資格:柔道整復師
参考文献:臨床家のための連動操体法
著者:根本 良一
出版社:エンタプライズ
















