コロナ禍〜梅雨時期〜体調管理について
こんにちは。伊川谷整体院の近藤です。
東京オリンピックを目前にして、
全国規模で展開されている新型コロナワクチン接種のお陰なのか(?)
コロナパンデミックによる感染者数は減少傾向にあるとのことです。
しかし、季節は梅雨…じめじめ蒸し暑い毎日です。
梅雨の特徴と体調不良について
・暑い日と肌寒い日が不規則に起こり、昼夜の寒暖差なども含めて身体にストレスを感じやすく、疲労しすくなる
・低気圧や雨でどんよりとした天気で日光に当たらない日が続くことで、体を休みモードにする「副交感神経」が優先して身体のだるさを感じやすくなる
~身体に現れやすい症状~
・だるい、疲れやすい、頭痛、めまい、吐き気、食欲不振、肩こり等
高湿度+コロナ禍のマスク+熱中症
ただでさえも気圧の変動で体調不調が起きやすい梅雨の時期ですが、
マスク装着による熱中症への注意が必要になります。
特に成長期の子供などへの配慮を忘れないよにしてください。
先日もマスクをつけて体育をしていた小学生が死亡するという痛ましい事故がありました。
熱中症と申しましても体に生じる特徴はいくつかに分類されます。
1)熱失神:皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こります。
・めまい
・一時的な失神
・顔面蒼白
・脈は速くて弱くなる
2)熱疲労:気温上昇による大量の発汗により水分の補給が追いつかず脱水状態になる
・全身倦怠感
・悪心・嘔吐
・頭痛
・集中力や判断力の低下
3)熱けいれん:大量の発汗で、水を補給しても血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下することで、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。
・筋肉痛
・手足の筋肉のけいれん
4)熱射病:体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。
・体温上昇
・意識障害
・呼びかけや刺激への反応がにぶい
・言動が不自然
・ふらつく
どの症状であっても非常に危険な状態です。
また、梅雨時期は湿度が高いため、汗の蒸発による体温調整もできにくく、更にマスクによる脳への酸素供給不足も加わるために
ただでさえも体温調整の不完全な子供達にとっては最大限の注意喚起が必要です。
今では世界中どこであっても夏でさえも当たり前となっているマスクをした外出ですが、
一昨年前までは、日本人が冬場にマスクをして外出している姿を見た欧米人は不思議に思っていたそうです。
「マスクに意味があるのか?神経質すぎではないか?」と来日した欧米人がインタビューに答えていました。
梅雨の時期を健康に乗り切るために…
1)規則正しい生活と良質な睡眠
自律神経のバランスをリセットする効果として、しっかりと休養をとり、規則正しい生活でリズムを取り戻しましょう。
2)適度な運動
雨が続き運動不足になります。リモートでの業務が加わるなどで体内に老廃物等が溜まりやすくなります。
スポーツクラブやプールなど、まんえん防止措置や緊急事態宣言の解除で、今後は施設利用が緩和されるかもしれません。
もしくは、ご自宅にて、テレビ体操やストレッチ等で、こわばった体をほぐしてリセットしましょう。
3)新陳代謝を促す
サウナや温泉、スーパー銭湯などで汗をかいて、ミネラルを補給して代謝を促進しましょう。
まんえん防止措置や緊急事態宣言の解除で、今後は施設利用が緩和されるかもしれません。
またご自宅のリラックスできる環境でアロマを焚いたり、足湯など気持ちも心もリフレッシュ
することも大事です。
4)食生活
疲労回復には「ビタミンB群」を摂ることが大切とだと言われています。
※ビタミンB群を多く含む食材:豚肉、レバー、さば、キムチ、納豆等
昨年と同様に、今年も梅雨対策、コロナ対策、熱中症対策が必須です。
お子様をお持ちのかたもご家族を守る配慮も必要です。
ゆっくりとした時間を設けて、ご自身の体を見つめる時間を作って、いかにして体調をリセットしメンテナンスするかが重要です。
当整体院では、健康回復やお身体のリセット治療、そして自宅でできる指導方法などをご説明させて頂いております。
また、個人個人の体調やお仕事の環境などに合わせた「オーダーメイドの体調管理」をご提供できることが特徴です。
ぜひ、伊川谷整体院へ足をお運びくださいませ。